2019年5月19日(現地18日)イギリス、スコットランドのSSEハイドロでWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)バンタム級の準決勝が行われました。
井上尚弥(26歳)
戦績 18戦18勝(16KO)
身長 165cm
リーチ 171cm
アマチュア時代に、日本ボクシング史上初めて高校生として7つのタイトルを獲得した。
エマニュエル・ロドリゲス(26歳)
戦績 20戦19勝(12KO)1敗
身長 168cm
リーチ169cm
アマチュア時代、シンガポールで開催されたシンガポールユースオリンピックで金メダルを獲得している。
試合結果
○井上尚弥 2R TKO エマニュエル・ロドリゲス×
試合開始した直後はエマニュエル・ロドリゲスがプレッシャーを強くかけて来ていて、いいパンチも何発かもらっていたので開始直後はどうなるか不安でしたが、その不安も井上尚弥選手はすぐに掻き消してくれました。
相手の動きをよく見てカードの上からでもめちゃくちゃきいてしまいそうなほど強烈なパンチを何発も出していきます。
そして1Rが終了。
2Rが始まって30秒ほどで左ストレートがクリーンヒットして1回のダウンを取ります!
エマニュエル・ロドリゲス選手はすぐに立ち上がりますがまたボディに強烈なパンチが入り2度目のダウンです。
2度目のダウンの時、苦悶の表情を浮かべて首を横に振りセコンドに何かを訴えますがなんとか立ち上がります。
そして井上尚弥の猛烈な連打で3度目のダウンとなり井上尚弥選手が勝利しました。
試合後のコメント
インタビュアー「素晴らしいパフォーマンスをどのように出しましたか?」
井上尚弥選手「平常心で戦おうという気持ちを常に持ってイギリスに乗り込んできたのでその通りいいパフォーマンスが出せました!」
インタビュアー「ロドリゲス選手はあなたにとって今まで1番の難敵だと思いますが最大限の力は引き出されましたか?」
井上尚弥選手「初回すごくプレッシャーをかけて来て1Rが終わった時はどうなることかと思いました。」
インタビュアー「ここは日本から遠く離れてますけれども日本にいるような感じになると思いますけどどうですか?」
井上尚弥選手「ホーム感を感じて後押ししてくれた会場なのですごく思い出深い1日になりました!」
インタビュアー「次は決勝でノニト・ドネア選手と対戦することになりますが、どうやって戦ってどうやって勝つ予定ですか?」
井上尚弥選手「ノニト選手(現WBAバンタム級スーパー王者)はすごいキャリアもあって、すごく強い選手なのでこれからどう戦うか練っていきたいですけど、僕の憧れてた選手でもあるので、決勝で戦えることをすごく光栄に思います!」
本当に素晴らしい試合でしたね。決勝も早く見たいですがKO勝利で優勝してくれることを期待してその日が来るまで待ち続けたいと思います!